こんにちは。ご訪問頂きありがとうございます。
2023年8月にデルタ航空のビジネスクラス、デルタワンに搭乗して参りましたので、その時の情報を共有させていただきます。 皆さまの次回の旅にお役立ていただけたり、これまでの旅行の思い出を振り返って頂けますと幸甚です。
デルタ航空は、30数年前のノースウェスト航空時代から愛用させて頂いております。(何故、ノースウェスト航空を使用したかはこちらの記事から)
以前在住しておりましたシカゴに、コロナ禍前は毎年訪問しておりましたが、今回は2019年夏以来4年振りの訪問となりました。
搭乗手続き(チェックイン)
羽田空港のデルタ航空のチェックインカウンターでのチャックインは、全フライト朝11時40分から受付してくれるので、荷物も預かっていただけ便利です。3月に国際線を利用した時は羽田もまだまだ閑散としていましたが、今回8月では、かなり混雑していましたので、早めにチェックインさせていただけることは、大変ありがたかったです。旅行需要が急速に回復している事を実感しました。私のような一旅行者にも選択肢が増えるだろうと考えると、嬉しい限りです😊
羽田 TIATラウンジ
早めにチェックインしたので、ラウンジによることとしました。デルタ航空のラウンジ利用は、目安フライトの3時間前以降からとチェックイン時にお知らせ頂きましたので、まずは、羽田 TIATラウンジを利用しました。8月の旅行直前にプライオリティパスでTIATラウンジが使用できるようになり驚きでした。プライオリティパスの案内からは、アルコール飲料、フリードリンクの記載のみでしたので、軽食は無いのかと思っていましたが、中へ入ってみると、ホットドッグ、焼きそば、カップ麺等の軽食も提供されていて、堪能できました。かなり混雑していて、ほぼ満席でした。 (プライオリティパスの詳細はこちら)
羽田 免税品店
TIATラウンジをでて、デルタ航空ラウンジに直行する予定でしたが、そこまでの道のりは思った以上に長く(単に寄り道が長いだけです💦)、免税品店でお買い物をしてからやっとの思いで(笑)ラウンジにたどり着きました。
デルタ航空 羽田 ラウンジ
3時までにはチェックインを済ませ、夕方発のフライトまでデルタのラウンジでご飯を食べ、ゆったりまったりと過ごす予定でした。が、しかし、デルタのラウンジに着いたのは、なんと既にフライトまで1時間半を切っていました。搭乗開始は45分前くらいですので、時間がない。だが、朝9時には羽田に着き荷物を一時預かりまで運び、銀ぶらして友人へのお土産を買い込み、荷物取ってチェックイン、、、8月ですので汗だくでした。デルタワンでゆっくり寝ていこうーーー、と考えていましたが、この状況では寝られない!と、シャワーが使用できるかラウンジの受付で聞いてみました。現時点で使用可とのお返事を頂き、受付から直接ご案内頂きました。
初めてラウンジのシャワーを利用させて頂きましたが、施設が新し目なだけでなく、掃除が行き届いていて、気持ち良く利用させて頂きました。シャワーヘッドが大きいだけでなく、水圧も高いため、水しぶきがシャワー室に蔓延し、ミストサウナにいるような、湯船に浸かったような、不思議な感覚でした。 湯船につかってもいないのに、湯船につかった満足感に陥りました。シャンプー、コンディショナー、ボディソープも備えつけで、もちろん清潔なタオルがあり、ドライヤーと歯ブラシも完備してありました。私の使用終了後には、すぐに清掃開始の準備に取り掛かっておられました。🙏
今まで、アメリカのデルタラウンジにシャワーが完備されている事を知ってはいましたが、「誰が空港でシャワーなんか使うの?」と考える派でしたので、今回使用させていただき、こんなに素晴らしいものなのか、と感動しました。
搭乗
そうなのですよー、搭乗への経路が、他のクラスと違っていました。上の写真をよく見てくださいねー、デルタワンの乗客のみ、左側へ行きます。他の乗客の方々は、右側へ。
ただし、乗る時だけでしたがね。(降りるときは、皆同じ☺️)
座席
座席は、ビジネスクラスという名前ですが、一昔前のファーストクラスと同じ仕様の席となります。 ドア付きですし、デルタワンスイーツ (Delta One Suites)と名が付いているだけのことはあり、ほぼ完全に近いプライベート空間でした。A350−900のデルタワンのシートは、奇数列席が窓のすぐ横に座席が設置されていて、偶数列の座席の場合はサイドテーブルが窓側にくる設計となっています。私は窓からの眺めを見たい派なので、電話予約時には2列目をご紹介頂きましたが、3列目をお願いしました。飛行機の座席は、前が1番良いとされていますが、今回は私の中ではより窓に近い配置の席がより好みでした。通路側にサイドテーブルがある設計のため、通路から少し離れてプライベート感が増しますし、ドリンクを置いて頂く時も、すんなりでした。(反対にお食事を出して頂く時は、フライトアテンダントの方が奥まで手を出さないといけないため、大変そうでした。ありがとうございました。)
シートは非常に快適でした。フラットシートへとは、ボタンひとつで設置できますし、掛け布団と枕もおいてくださっているので好きな時に使えて、申し分ない状態でした。フラットシートにする時は、自分の脚と、足元に置いた荷物や靴がシートに挟まれ無い様ご注意ください。(思っていた以上にシートの足元の幅が広く、靴やバッグが挟まれそうになって慌ててシートを少し戻したのは、きっと私だけかもしれませんが😅)
モニターは18インチ。エンターテイメントは豊富にあり、自分が観たい作品全ては観れないのはわかっているので、短い時間にどれを見るのかを悩みました。ヘッドセットも、耳全体がカバーされるタイプが装備されていて、完璧でした。ヘッドホンとペットボトルのお水が、自席の棚?の上段(丁度ヘッドレストの横あたり)に備え付けてありました。いつでも水分補給可能です。
今回、この個室スイートに乗って1番良かったことは、私物の荷物を手元に置きっ放しに出来たことです。他のお席ですと、必ず前の席の下、又は、オーバーヘッドビン(頭上の棚)に入れて置かないといけません。しかし、この席では、座席横のドリンク置けるテーブルの上、及び、足元に置いておいたままで、何も注意されることはありませんでした。フライト中いつでも、離陸及び着陸体勢に入ってからも、荷物が手に取れる事は心配事がひとつ減り、ゆったりとした気持ちで機内にて過ごす事が出来ました。
機内食
今回は特別食の日本食を予約時に選びました。今回のフライト予約は電話にてお願いしたので、デルタ航空の方よりオファー頂きました。
「日本食の予約をさせていたきますね。」
「はい」
で、終わりました。数量限定とのことですので、事前予約がお勧めです。オンラインで予約される方は、こちらから (🚧工事中👷♀️)
お料理の感想を一言で申しますと、感動いたしました。
ミシュランの二つ星を獲得した 「一汁二菜うえの」の上野法男シェフが考案した和食とのことですが、シンプルな前菜でも、こんな味付けが出来る物なのかと感動的でした。
メニューは、ディナー、軽食、朝食、お飲み物、全て一冊子にまとめてありました。
まずは、お決まりのスナック、ミックスナッツです。こちらも美味しかった。
そして、待望の和食の前菜が、、、 なんだ、この量、そして、この美しいプレゼンテーション! それぞれ充二分に工夫されたお味でしたが、中でも私が一番驚いたのが、このプチトマト。今まで経験したことのない、酸味が効いたさっぱりした味付けで、素材の甘味がよくいかされていました。(うぅーん、うまく表現できない。。。)
メインディッシュは、和牛の八丁味噌煮込みでした。 メインはもちろんのこと、付け合わせのお野菜も美味しかったです。そして、ご飯、汁物と香の物が一緒にでてきました。ボリュームも満点です!
デザートもいただきましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました💦
フライト中の軽食については、いつでも声をかければご用意しますよ、とおっしゃって頂き、「寝ていたらおこさないから、必要な時に声をかけね」と念を押されました。 今回はフライト中出来るだけ長く寝るために、フラットシートを予約しましたが、鴨、ネギ入りの温かいうどん等魅力的なメニューが並んでいましたので、もしも、起きてしまったら頂きたいなぁーと思っていました。しかし、嬉しいことに、到着前の朝食供給時までぐっすり眠る事ができましたため、残念ながら試さずでした。😓
朝食は、起きてからチョイスを聞いて頂きました。こちらも和食のリクエストに含まれているのではないかとおもっていましたが、そうではなかったようです。鮭をお願いしたところ、こちらが和食のチョイスだったようです。こちらも美味しく頂きました。
残念ながら、デルタ航空の食事はまずいとの評判がありますが、今回の日本食は美味しいだろう想像していた予想を上回るほど美味しく、特に前菜は驚きもあった内容でした。この和食の味が機内食で提供出来ることは、素晴らしい企業努力だと感じました。15年程前までのノースウェスト時代のビジネスクラスの食事は、さほど美味しく無かったように思います。
日系の航空会社に比較された場合劣勢感が否めない米系航空会社ではありますが、日本便の日本出発便の日本食は大変美味しく、ネイティブ日本語を話されるフライトアテンダントの方々の日本風おもてなしのお陰で、満足なフライトとなりました。加えて、日系航空会社とは航空券のお値段が比較にならいほどですので、デルタワン未体験の方にはオススメしたいです。
ニアミー・エアポート
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